
もっとも、ここまで寒いなかでの雪は、サラッサラのパウダースノーになるので、とっても軽くてハウス倒壊の危険性は低いのです。ハウス保守の観点からすると「雪+極寒=○」です。中途半端に暖かくなったころ、湿って重い春の雪と比べれば全然マシです。
一方、警戒しなければいけないのは風です。特に大風吹くとハウスが大揺れして、雪の重さを支えるために中に立ててある柱が知らぬうちに倒れてしまっていたりすると、大変なことに。。。「雪+大風=×」というわけです。
ちなみに一番最悪なのが、雪が雨に変わるというパターン。ただでさえ積もった雪の重みに雨というのは、まさにスポンジに水を染み込ませた状態。半端なく重くなり、かなり確実にハウス崩壊につながるでしょう。これはもう「雪+雨=××」といったところ。
あとは、、、そうですね、、、逆に「○○」を導く組み合わせは、「雪+晴れ」。太陽は偉大です。お昼の最高気温が氷点下でも、「陽が射す」ことは全く違います。ましてやハウス。温室効果なハウス。陽さえ射せば中の温度は急上昇してくれます。ガッツリ積もった雪さえも、天井に接している雪が融けて一気に滑り落ちてくれるのです。
というわけで今回の「寒波+雪」は組み合わせの妙もあり、なんとか乗り越えられそうで良かったです。まぁただハウス保守的に「良い」というだけで、気持ち的には寒過ぎて萎えてますけどね。。。