日に日に暖かくなってくるのが実感される春の毎日。
一方で、山間地域のこのあたりの春は、連日の大風が続くのも特徴的。陽射しによって地表の空気が暖められて上昇気流となって、風が強まるのでしょう。
そこで風のまだ弱い朝方を狙って、今季の畑づくりを進める第一歩・片付けの一環として、畑に残ったやさいたちの枯草、枯れ木を燃やしてみました。

スティックブロッコリー、オクラ、ナス、ピーマン、モロヘイヤなどなど。引っこ抜いてはたき火にくべていく。
冬を乗り越えても枯れてしまっても、未だしっかり根を張り、土をつかんでいるやさいたちの残り木。
1mmほどのタネだったやさいたちが、地中にもこんなにも大きく成長していることを改めて知り感慨も深い。
ただ、このたき火、枝木を満遍なく焼き尽せるようにするのは難しい。細くカラカラに乾いたところは一瞬で燃えてしまうし、オクラなんてしっかり「木」だし。一方、モロヘイヤは油分を含むのかよく燃えるので、それをうまく組み合わせたり。風向きによって燃える方向も変わってくる。
意外に頭を使う。煙たいし熱いし。
でも、たき火はやっぱり、なんか楽しい。