ブランド品

基本的に元々「貧乏性」の傾向があると思う。衝動買いなんて、ほとんどしないし、買い物するときはかなり徹底して下調べをして納得してから買うって感じ。納豆1パック買うときも、いろんな種類を比べてすごく悩むほど。。。

 

もっとも「本」だけは例外規定されてて、これだけは表紙だけで買っちゃうとか、なんとなく良さそう、ってだけで新刊本も思うがままにたくさん買ってきた。しかしこれも最近では図書館を使うようになったり自粛気味。

 

ただ、もう一つ、財布の紐を緩ます危険な言葉がある。

そのフレーズは『質実剛健』。

「いいモノは長く使える。買うときは高くても結果的にコストパフォーマンスもいいし」と、甘い言葉が脳内でささやかれる。そして、たまーに、え?普段の節制は?ってぐらいに、ドーンと一点豪華主義の買い物をしてしまったりする。


そして今回、買ってしまった。。。

チェーンソーである。

ドイツ製の業界トップブランド「STIHL(スチール)」である。

 

新拠点移行に関して、必要不可欠な必須のアイテムであるため、買うことは決めていた。そのための機種選定に向けた下調べを重ねていた。

当たり前だけど、良いモノは高く、安いモノはそれなりにワケがある。でも下位互換として許容できる範囲なら、安くてもいいかな、と、ネットで見つけた国産メーカーのチェーンソーに決めた。カートに入れてまさにあとワンクリックで購入決定という時点で、ふと、「他の人にも聞いてみよう」と思い立つ。

 

農大の同期ら何人かに聞いた。「日曜大工用ならいいけど」「壊れやすく、修理で結局高くつく」。「それは止めたほうがいい」と皆が言う。えぇー、ボタンあと一押しなのに。

 

結局、実機を見に行き、付属のオマケが沢山ついてくる限定品があったので、清水の舞台から飛び降りた。ネットで買う寸前だったモノの2倍以上のお値段。

 

しかーし、林業のプロフェッショナルたちが使う、まさに「ほんまもん」のブランド。一般人にとって垂涎のブランド。そう!これこそがまさに『質実剛健』である。その強固なボディー、洗練された使い勝手、揺るぎない高い信頼性。

 

そう!これはただの高級ブランドじゃないのだ。

チャラチャラした感じで名前に魅かれて買うのではない。

馬具を買うのにエルメス製を選ぶようなもの。防弾のためにトゥミのバッグを買うのと同じなのだ!

 

うん、我は良い買い物をしたのだ!

 

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・・・と己の決断を後押ししておきました。。。(^^;

 

あ、でも男子たるもの、やはり新しい「機械」は大好き。

手に入れた今、すっごいトキメキを感じている今日この頃。

今後、バンバン切って切って切りまくりたいと思う今日この頃。

とってもワクワク。とっても楽しみ!