農作業の日々って、ほとんど喋ることないんですよね。
黙々と黙々とカラダを動かしている感じ。
ただでさえ、車だってほとんど通らないし、他人の話し声もないような人工の音が一切ない、風と水路の水音しかしない田畑だから、そんな「無音状態」はちょっと寂しいので、音楽やラジオを聴いて作業をすることが多いです。
でも、喋ることはほとんどない。

そんな日々のなか、本日は、新規就農者のグループによる、視察会がありました。
朝から夕方まで、同じような新規就農の仲間の田畑を見て回って、専門家にアドバイスしてもらったり、お互いに質問しあったり。
毎年のやっているんだけど、これが本当に勉強になるんですね。
他人の畑を見学することで、「へぇーこうやってるんだ。ウチでもやってみよう」と技術をパクる(?)こともできるし、「わー、キレイに管理しているなぁ。一方の自分は。。。」と猛省を促されたり。
また自分の畑を見てもらうことも大きな学びになります。
みんなから経験談や技術的アドバイスをもらえるのもさることながら、質問されてそれに答える、声に出して、言語化して説明する。そうすることで、普段なんとなく漠然と思っていたり、考えていたりすることが整理される。
自分でも気付かなかったことに気付いたりもする。
なかなか普段は喋らないからこそ、ちょっと驚きの発見でした。
言葉に出してみる、書いてみる。
インプットだけではなく、アウトプットすることで整理する。
勉強になりました。