
信州と言えば、善光寺。
ちょうど7年に一度の秘仏(の前立本尊)の御開帳が今月末までということで、参拝してきました。
やさいたちも大きくなってきて、それに伴い加速度的に忙しくなってきているので、朝方まで雨が降って畑作業に入れない、今このタイミングというところで『最後のお休み』ということで。
信州に来て、6年目になりますが、善光寺、実は初めて。京都ですっかり古い、大きい、すごいお寺、神社に慣れてしまっていたけど、久々の「国宝級お寺」はやはり素敵でした。
午後こそ写真のような青空が広がる絶好の参拝日和でしたが、午前中は天気の悪かった平日ということもあって、かなり空いていた様子。
それでも御開帳期間ということで、観光バスの団体客などで賑わってました。
やっぱ、お寺はいいなぁ、と再認識。

久々に取り出した御朱印帖にも、御開帳限定御朱印をゲット。
思えば、この『御朱印』にハマったことから新たな人生が転がり始めたことが思い起こされました。
御朱印から入って寺社仏閣、仏像へ興味が広がり、そこから「和」に傾倒していった30代前半の新聞社時代。公私混同(?)で、仏像や御朱印ブームといった記事もたくさん書いてました。
そして、思いが高じ過ぎて、和の本場・京都へ。きもの、お茶の世界に触れ、自転車通勤も世界遺産の合間を抜けていくという、まさに雅な世界にどっぷり浸かれました。
そして、今は、なぜか信州の地で、やさいづくり。
都会から田舎へ。人工から自然へ。ビルから土へ。
でも、この「から」の部分、途中の部分は、寺社であり「和」だったんだな、と。
7年に一度の御開帳。
7年前は京都にいました。
その7年前は東京にいました。
7年後、なにしてるんだろ。。。