今日は、いま住んでいる佐久穂町で『みんなで考えよう佐久穂の未来』と題したイベントがありました。
全国的にどこもそうでしょうが(まぁ、日本全体が少子化なわけで)、わが町もどんどん住んでいる人たちが減ってきており、この流れをなんとかしなくてはいけない、「小さく強い町づくり」を目指すにはどうしたらいいかを考えようという意図で、自分たちのような他県から来たような新規就農者や移住者が中心に立ち上がり、地元の方たちを巻き込んでのイベント開催に至りました。
そう、ここ佐久穂町(特に合併前の旧・八千穂村)は、新規就農者がとても多いんですよね。そもそも長野・信州は移住者も多く就農者も多いんだけど、それでもこのエリアは、統計的にも特異的に、圧倒的に多い。
「新参者」でも受け入れてくれるなど地域の受容性が高い、などなどいろいろな理由があるんだろうけど、やはり一番の要因は、“先駆者”の存在。その一人が、自分の農業の師匠。

今日のイベントでも、メインスピーカーの一人として登壇しましたが、、、いやースゴイ。
独立する直前の1年間を週6でミッチリ研修させていただいたのですが、「卒業」して3年経つだけなのに、その当時と比べても、すっかりもう全然先を走ってる。
「成長率」からしてスゴイ。
ほら、スポーツとか楽器とか、やり始めた当初は、グッと上手くなったり急成長するじゃないですか。
レベルはまだまだ低いけど、「成長するカーブ」は急激に伸びる、そんなことあるでしょ?。
自分の農業においても、独立して毎日の試行錯誤で、徐々に経験値を積んで、徐々に成長してる(、、、と思うん)ですね。それはすべてが真新しく、新たな挑戦であり経験だから、0が1になる、1が2(つまり100%増)になるからパーセンテージは急激なはず。
なのに、うちの師匠のとこは、その「成長率」すらも上回られてしまってる感じ。もともと、レベルは全然違うんで、単純に成長具合の「成長率」に注目してみても、そこでも完敗。
ますます先を走られてしまっていることを、今日改めて実感しました。
越えられない大きな壁。
うーん、勝たなくてもいいとは思うけど、いい勝負が出来るぐらい自分も頑張らないといけないな、と来月から始まる「来季」にむけて、大変刺激となりまいた。
ホント、ありがとうございました!(>_<)