
今日は集落の「どんと焼き」が行われました。
お正月のお飾りや、昨年の御札や、そして写真にもある「ダルマ」さん。
今年から集落の役員をやっているので各戸に、品々を回収してきたのですが、ダルマがたくさん。それも結構な大きさの立派なやつ。
このあたりの方は、そういう風習なんでしょうね。
でも、どのダルマさんもちゃんと両目が書き入れられてあるってことは、満願成就したってことでしょ? うん、喜ばしいことです(^^)
真っ青な寒空のもと、うず高く積み上げられた「山」も、点火すると一瞬で燃え尽きました。もっと燃え続けると思ってた。。。

その後は、残り火で、お餅を焼きます。
ここで集落の皆さんがおもむろに取り出したのが、棒の先に針金で焼き網をくくりつけた、特製グッズ。
すごい。年に一度のこの日のために、こんな専用もち焼きグッズがあるなんて。
風習として、木の枝に丸餅を刺した「繭玉」というのがあって、それを焼いて食べるとその年は無病息災、というのはなんとなく知っていたけど、
これだけ大きいどんと焼きだと、残り火といってもまだまだ火力強いし熱いし、近づけないし。木の枝だと燃えちゃうし、お餅もつきたての柔らかいのだと落ちちゃうし。
そこをこの特製グッズで遠くから、市販の角餅を焼く。
うーーん、古き良き伝統を残しつつ、非常に合理的だ。
初めての参加でしたが、古くからの集落の風習に触れられて、そしてその進取の気性に触れられて大変楽しかったです。