一方の写真右は、長ナス「味むらさき」。
相当長い、そして細い。
皮が柔らかく薄いので、焼いても炒めても、漬物でも美味しく食べられるそう。
~~~~~~~~~~~
ナスひとつをとっても、いろんな種類があって面白いもんだ。
ただ一方で、こういったナスは特殊なのにはワケがある。
皮が柔らかすぎて輸送中に傷みやすいから、流通には向かず、スーパーに並ぶことは少ない。
また、賀茂茄子なんて特にそうだけど、1本の木に1コずつぐらいしか成らない。フツーの一般的なナスだと、4~5コは成るのに。
作付けて栽培する手間は一緒だから、どうしても「生産性」は低くなる。ってことで、これまた流通はあまりしない、したとしてもお高くなってしまう。
美味しければ1番。
まぁ、そうなんだけど実際には、病気に強いとか作りやすいとか、生産性とか流通での品持ちだとか、いろいろな要素が絡み合って、スーパーに並ぶ「品種」は選ばれている。
その点、「空やさい」はあんまそんなの関係ないです。
美味しいのを、面白いのを作っているんで(^^;
採れたてを直送しているんで、流通時間とか棚持ちとか関係ないし。
美味しい、楽しい、それでいいかな、って。