夏へ向けて

今年の梅雨は、かなり「本格的」。

そろそろご遠慮願いたい、というほどに雨が続いています。

この雨がやさいたちの生育にどう影響が出ていくのか、ちょっと心配です。

 

そんななか、夏に向けて夏野菜の果菜類がどんどん大きくなってきました。標高1000mで夏でも朝晩が冷涼な気候にある「空やさい」の1番のウリは、やはり甘さと濃さがギュッと詰まった夏野菜。

 

そんな夏野菜たちの「今」をアラカルトでご紹介しましょう。
(写真をクリックしてもらうと、大きな画像でご覧いただけます)

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ズッキーニです。直径1mぐらいまで生長してくれました。

大きな葉っぱでこれから加速度的に大きくなってくれることでしょう。すでに小さな果実が付いている株もあるので、今月中旬には収穫が始まるかな。

 

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地域の特産「白土馬鈴薯」となるジャガイモ。今年は除草も上手いタイミングで行え、これまでの失敗が活きました(^^;

この花が終わると地上部は枯れ始め、地下のイモたちの肥大が始まります。ただ、土中の湿気が多すぎると、腐ってしまうイモも出てきてしまうので、この長雨がちょっと心配。。。

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スナップエンドウが今、最盛期です。

背丈を越えるほどに育ち、これまでで一番上手く育ってくれています。白い可憐な花が次から次へと咲いています。

 

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おかげで、大きな莢のスナップが“大漁”です。

ただ、、、こう上手くいったシーズンに限って、育苗で失敗してしまったので、本数が予定より少ないのが悔やまれます。。。

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毎年ご好評いただいている、スティックブロッコリーも続々と採れ始めました。料理での使い勝手もよく、さっと茹でると葉も色鮮やかに食べられます。

いま、モンシロチョウが飛来し、天敵であるアオムシを続々と襲来させていますが、なんとか防衛していってもらいましょう。

 

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カボチャの株も大きくなり始めました。

畝と畝の間で、フカフカの緑の絨毯になっているのは小麦。

ビッシリと植わった小麦が雑草を抑制してくれ、カボチャがいよいよ大きく蔓を伸ばす真夏には暑さで枯れてくれる(予定)。

そうすると、枯れた小麦の上に蔓が茂り、果実も土に触れずにキレイに育ってくれる(予定)。

うまくいってくれるといいのですが。。。

あ、でも、景観上はとても美しい畑になっています(^^;