ゴールデンウィークを前に、今年もようやく桜が満開を迎えました。
だいたい例年通り、といったところ。
昨年は春先に暖かい日が続いたことで、2週間もほど早く咲いたけど、その後に大雪で「雪見桜」になりましたが、今年はもうさすがに雪はないでしょう(そう信じたい。。。)

ハウスのそばに咲く1本の桜も、満開を迎えました。
徐々に新緑になっていくなか、やはり桜は映えますね。
そう、信州の桜、特に田舎に咲く桜は、このように山にフト現れる桜が多い気がします。普通の木々に囲まれて、そこだけ1本咲く桜。
東京の桜は、桜の名所が明確にあって、上野公園とか千鳥が淵とか1ヶ所でドーンと桜尽くし、みたいな。
京都の桜は、街のいたるところに咲いていて、街全体がサクラ色に染まっている感じ。東京の「点」に比べて「面」といったところ。
その点、信州の桜は、まさに文字通り「自然」。
「素」というか、あるがままに他の木々と同じに山にあり、主張することなく咲く。
でもそこはやはり桜。満開になれば、その存在感はかえって際立つ。
まぁもちろん、信州にも桜の名所としてたくさん咲いているところもあるけれど、山にそのままある桜、緑を背景に遠くからでもわかるサクラ色。これが結構、気に入っています。