本日、今季初の露地(いわゆる畑)への直播きを行いました。
これが始まるといよいよ畑も賑やかに、そして忙しくなってきます。
6月からの「やさいセット」再開に向けて、収穫までの成長時間を逆算して播種する品目を決めていきます。 今回の記念すべき(?)第一弾の播種は、カブと大根と春菊。

久々の作業だったんでいろいろ段取り悪くて、肝心のタネを蒔くところや蒔いた後の様子の写真を撮り忘れました。。。スイマセン(^^;
この写真は、タネ蒔き後に「寒冷紗」という荒く織られた布みたいなものをかけたところです。
まだまだ寒い日が続いているので、なんとか出てきた芽をこの布が防寒してくれるのです。
さらに今回は、ちょっと「工夫」をしてみました。
まずは、最近はずっと晴れが続きだいぶ乾燥しているなかでの播種になってしまったので、播種後にたっぷりと水を撒いてあげました。
お天道様頼みだと次の「お湿り」がいつになるか分からないし、毎年発芽にムラが出てしまっていたので、一手間かけてみました。
また、せっかく撒いた水が蒸散してしまわないように、寒冷紗をすぐにかけました。この布一枚でだいぶ湿り気が保てる予定。これまでは、芽が出てから、かけていたこともありましたからここも改善点。
さらに、今まではバサッとかけて、裾というか周りは杭で止めていたところを、今回はキッチリ土をかけて「閉め切り」ました。
防寒、保湿だったら、上からかけるだけでもいいんですが、毎年、「キスジミノハムシ」という虫に双葉の段階からチビチビ喰われていたんですね。そうすると、最初のスタートダッシュの生育がすごく遅れるんです。なので、そいつらの侵入を防ぎたいな、と。
ただ、これはやってみないと分からない。土の中から出てくる、って話もあるんで、それだと、いざ布を取ったら「キスジの楽園」になっているかもしれないし。。。
今年は独立就農3年目。
過去の失敗を教訓に、いろいろ工夫し、試行錯誤し、(そしてまた失敗し)、苗たちとともに成長していきたいものです。。。(>_<)