週末は上京したりでバタバタしてしまい、作業が伸びていたハウス内の「太陽熱処理」を昨日(7日)ようやく出来ました。
前回、肥料を撒いて耕耘までしておいた畑に、水でたっぷり湿らせてから、全面にビニールシートを張るというもの。

露地でも、雑草や病原菌の対策で行っている「サランラップ」と同じやり方、同じ作戦。
ハウス内なのでより高温を期待したかったんだけど、毎年使っているこの大きなビニールシート、去年使ったままの土が仕舞っている間に乾いて白っぽいよね。「サランラップ」も透明だからこそ、温度がグッと上昇するんだけど、「白」だと太陽光反射しちゃうなぁ、と(>_<;
ま、土に含まれている水分が蒸散してしまうのを防ぐのと、何もしないよりは温かくなってくれることで、地中内の放線菌や酵母などの「善玉菌」がトマトたちの定植までに活発に増殖してくれることを期待するとしましょうか。。。
一方、露地の部分でも今回は実験的な試みに挑戦。

写真右上の何本か見えるマルチが、前回書いた人参用の「サランラップ」。これは幅が135センチの透明マルチ。
そして、新たな試みとして、手前の幅広いのが幅270センチという大きな透明マルチ。
ここは、小松菜や水菜、ルッコラやからし菜などといったたくさんの種類の葉物野菜を、ちょっとずつ何度かに分けて播種していく畑なんだけど、そこにこの幅広マルチで、どーんとラッピングしてみたかたち。
葉物野菜は雑草に負けないよう除草をしっかりやらなきゃなんだけど、このラッピングで多少は軽減される効果を狙ってみました。
張った直後にすでに、土の中の水分が蒸発してきて、写真のように白くなっちゃうぐらいに水滴がビッシリ。これが太陽熱で温まり蒸されていくことでしょう。。。
これはこれで、うまくいったら来年から、葉物いろいろ畑に全面的に取り入れたいテクですね。