晴耕雨タネ蒔き

今日は朝から雨。

 

ちょっとホッとしている。

今週から一気に畑仕事が本格化してきて、カラダ的にもかなりハードになってきたから、雨を理由に今日はちょっと休んじゃってる。

(ホントは、ハウス内で作業できるんだけど。。。)

 

しかーし、「休日」ではない。

雨なら雨なりにやることが、たくさんある。

 

まずは、事務作業。
今年1年の作付計画をさらに煮詰めて、毎日の作業予定まで落とし込んでいかなくてはいけないし、明日からやることの段取りを、優先順位を組み直すことも必要だ。

 

あとは、そう「タネ蒔き」。

まさに文字通り、農業はタネを蒔かなきゃ始まらない。

 

これがまた、チマチマとした作業なんだよね。

肥料を撒いたり、マルチを張ったり、畝を立てたりと肉体労働ではない。だから「筋肉的」には疲れない。

 

しかし、写真のように、ちょーーー小さいタネを1粒1粒、3cm角ほどに仕切られ土が詰められた「セル」に蒔いていくのは、メンタル的にどっと疲れる。

 

ちなみに、写真左は「ミニ白菜」、右が「レタス」のタネ。

左下に写っている人差し指の先から見ても、そのタネの小ささがよくお分かりだと思う。(写真をクリックすると大きな画像が見れます)

これらをチマチマと、指を差してつけた穴に1粒ずつ落としていく。

 

ときに、どう吹き回されてきたのか分からない突風に襲われ、ワァー!となることも。ときに、どこのマス目まで蒔いたか分からなくなっちゃうことも。

 

 

イラついてはいけない、冷静に冷静に。

焦ってはいけない、マイペースマイペース。

 

農業はカラダのみならず、メンタルも鍛えられる「修行」になり得る。