肥料が届く

今日は朝から肥料の搬入です。

本格的な「肉体労働」の始まり、でもあります。

 

「空やさい」では、農薬を使わない有機栽培なので、肥料も農協やホームセンターで買ってくるってわけにはいきません。化学的に合成されていない、有機栽培専用の自然物由来の肥料を扱っている会社から買い付けています。

幸いなことに、このエリアは研修させていただいた先進農家さんはじめ、有機農家がたくさん、それも同じ非農家出身、新規就農でいるので、グループを作って共同購入しているのです。

 

今日が今季1発目の搬入日。

ご覧のように大型トラックで、ドーーーンと届きます。

たくさんあって小さく写ってますが、この1かたまり(1パレット)で1トンあります。これらを小分けにして、軽トラックでせっせと運ぶのです。

 

かなり大量でしょ?
というのも、化学的な肥料(化成肥料っていいます)は、成分が効率的に抽出されているから、例えば植物必須成分である窒素(N)なんかも20-30%の含有なんて当たり前。ま、ビタミン剤とかサプリメントみたいなもんですね。

 

一方の有機肥料は、ウチで使っている肥料で一番高いのでも窒素は8%。だから、1枚の畑に同じ量の窒素を施肥するとなったら、3倍前後の量を撒かないといけない。

 

それは労働力的に大変だし、

もっと言うと有機肥料、含有率少ないくせに1袋あたりが高価。。。 えぇ、経費的にも大変。。。(^^;

 

でも、人間だってサプリメントの食事ばかりだと健康的か?って思うのと同様に、有機肥料だからこその健康的なやさいであって欲しいと思って、やはりこのやり方がいいと思っています。

 

さ!いよいよ今季も本格的に回り始めました。

いろいろと紆余曲折、試行錯誤もあるでしょうが、走り続けられますように。