カラダを動かす

オフシーズンともなると、夏とは一転、カラダが相当に鈍ってきます。

まぁ、文字通り「日の出から日没まで」の“肉体労働”、それこそが農業の基本というか、ベースですからね。

 

でも、「心身」という言葉があるように、ココロとカラダは車の両輪なわけでカラダが鈍ると、どうにもココロも鈍っていく気がする。

1月半ばに久々に東京に帰ってみて、まぁ、いろいろ刺激を受けたことは前回このコーナーでも書きましたが、、、

 

実はその上京から帰ってくる途中から、すっごい疲れてて、その後の数日間、なんか全然メンタル的にダメで、「え?鬱???」ってぐらいに、塞ぎ込んで落ち込んでというか、何もヤル気が起きないというか、、、

とにかく、ドーーーンと落ちてまして。

そんな落ちてしまっていることが、またさらなる自己嫌悪を引き起こし、さらに落ちる、、、みたいな悪循環。。。

落ちるとこまで落ちて、、、最後の最後に自己の中での自浄作用が働いたのは、カラダを動かそう!という思いでした。

 

その日は、エイ!ヤー!と気合を振り絞り身を起こし、

ひたすら雪の残る野山を走ってきました。

 

晴れているけど、たぶん氷点下のなか、

運動不足になってたし、そもそも農業だと下半身の筋力使ってなかったし、標高1000mでのランニングは「高地トレーニング?」ってぐらいに呼吸ゼーゼーになるし。。。

 

でも、写真のような、「前人未到」の雪道をひたすら走って、汗だくになって走って(歩いて...)みました。誰ひとりとして見かけることなかった“荒野”でしたが。

 

・・・で、おかげさまで、そこをキッカケに復活できました。

 

グダグダと何も考えられないほどに、カラダを動かし痛めつけて、そこで拓けるなんて、、、まぁ結局のところ、「体育会気質」は変わってなかったということなのでしょう。

この冬のあいだのカラダの停滞を招くことは、ココロの危機にもつながると学んだことを活かし、その後も定期的にランニングを続けている今日このごろ。

 

さらに、雪で潰れないように物置ハウスに立ててある単管パイプを利用して、「鉄棒」を設置。時々、思い出したように、「懸垂」で筋トレ中。

 

これが、思ったより全然出来なくなってて。。。

昔は30~40回普通にできてたのに、今は10回も出来ない。。。

体重はそんな変わってないから、単に筋力が落ちてるんだと大ショック。ちょっと何とかしなくては、と思う今日このごろ。

 

 

それにしても、とんだ「落とし穴」にハマってしまったけど、

復活できて良かった良かった(>_<;)