とても寒い冬。
でも、厳しいここの寒さがあるからこそ美味しくなるやさいがある。
そう、ジャガイモ。
特に、ウチで作っているジャガイモは、重い粘土質の畑でつくっている、「白土馬鈴薯」という地域の特産。美味しいから特産になるわけで、特産だから当然美味しい。

そんな冬が“食べごろ”なジャガイモに、力強い援軍が訪れた。
やさいセットを送らせていただいているお客さまから、チーズの「モン・ドール」を送ってもらったのだ。
冬の期間限定のこのチーズに、冬のジャガイモという最強タッグ。
皮をむいた蒸したてのジャガイモに、モン・ドールをスプーンですくい乗せると、トロリと溶けて見ただけで美味しそう。
えぇ、もういくつでも食べられちゃいます。
モン・ドールの塩加減がジャガイモの甘さを、さらに引き出して絶妙な味わい。
この厳冬の地において、数少ない冬の楽しみでもあります(^^)
ちなみに、越冬しているジャガイモはなぜ、甘くなるのか?
寒いと、水分は凍る。
凍ると体積が増える。
すると、細胞壁が破裂して、やさいは「壊れる」。
壊れないために、ジャガイモは、どうするか?
自らのでんぷん質を糖に変える。
水分を「砂糖水」にする。そうすると、氷点下でも凍りづらくなる。
壊れないため、生き抜くために、ジャガイモ自らのサバイバル術のおかげで、人間としては「美味しく、甘い」味わいを楽しめる。
自然ってスゴイ。
そして、自然って美味しい。。。