前回のこのコーナーでも書いたように、今週火曜日の12日朝、
今季最高の(最低の?)寒波が襲来。
ハウスの中で今季、実験的にどこまで延命できるか試していたトマト、パプリカたちが、一夜にして全滅しました。。。。
そう、「全滅」ですよ。
たった一晩で。生き残りゼロ。
朝、ハウスを開け、あまりの変わりように愕然と膝をつきました。。。
こんなことって。。。ってぐらいの全滅。
3月の種まきから半年以上にわたり、苗になり、夏には実をつけ始め、ウチの一番のウリとなる美味しさを誇ってくれていたトマトたち。
難しいと言われる無農薬栽培でも元気に頑張って、つい数日前までも変わりなく採れていたパプリカたち。
それが、たった一晩で。。。
すごく悲しいです。かなり凹みました。。。

写真のとおりです。
手前のパプリカ、奥のトマト、共に葉が真っ黒になり垂れ下がり、もうお化けのよう。
氷点下になり、樹を構成している細胞内の水分が凍って、体積が増えて細胞が破裂。内部から崩壊した樹はもう生きてはいません。
本来なら9月末には、まだ青々としている樹に、「お疲れさま」「ありがとう」と声をかけ、自らの手で引っこ抜き、サヨナラをしなくてはいけなかったのです。
それを、こちらの感傷や都合で先延ばし、今年は10月上旬が暖かだったことから、まだまだ採れ続けてくれたことをいいことに、なし崩し的に延命に延命を強いてしまっていました。
その結果が、寒波による一夜での全滅。
寒かっただろう。痛かっただろう。辛かっただろう。
自らの手を汚すことを恐れて、かえって辛い思いをさせてしまったんだ。
あーー、もう本当にごめんなさい。
自己嫌悪。