ピークの夏がいよいよ終わりました。
日に日に、涼しかったのが朝晩だけから午前中夕方に広がり、今や昼間も暑さが和らぎ、
日に日に、夜が明けるのが遅くなり、一方で夕方は出荷作業が終わり切る前に暗くなり、
日に日に、山盛りに採れていた夏野菜たちが、2カゴから1カゴに、今や1カゴにも満たなくなる。
今のこの自然とともに過ごす生活では、分かりやすく季節の移ろいを感じられます。
独立して2年目。2回目の夏を終え、去年の経験を踏まえて、
今年はうまくいったこと、今年もうまくいかなかったこと、
ああすれば良かった、こうしたから良かった、
来年は絶対こうしよう、今後絶対これはやめよう、、、、すで多々反省があります。

今日は雨の合間に、秋冬に出荷できるよう、ホウレンソウと小松菜のタネを撒きました。
普段は「播種機」という、タネをザラザラとトレイに入れておくと、タネの大きさに合わせた凹みが刻まれたロールが車輪と連動して周り、等間隔にタネを落としていってくれる、という機械?道具?を使うんですが、
この時期は、なかなか発芽が揃わなかったり苦戦してました。
播種したあとの雨とか、土中の水分量とか、土をちゃんと圧着したか、そして気温とか、いろいろな要素があるとは思うんですが、なかなかどれが原因だか分からない。
そんなときは原点回帰、というわけで、
今日の播種は全部、手で蒔いてみました。タネを1粒1粒つまんで落としていく。土をかけ、しっかり抑える。時間はかかるけど、今回はそんな量を蒔かず、狭いエリアだからこそ出来るんですけどね。
でも、なんか、「タネ蒔いている」って実感があって良かったです。
かなり腰は痛くなりましたが、案外楽しかったです。
あとは、手をかけた分、しっかり発芽してくれるといいんだけど、ね(^^;