自然が相手というところが、農業の難しさ、奥深さ、醍醐味でもあるわけで、特に天候に作業内容も大きく左右されます。
「雨の降る前にやらなきゃいけないこと」として例えば、肥料撒き(水に溶けてもらう)、播種・種まき(生育に必要な水分を)などがあるし、逆に「雨の後にやること」のうち大きな1つは、マルチを張ること。土に水分が含まれている内に、マルチを張ります。
先週末に待望の雨が降ったことを受け、ずっと出来ずにいたマルチ張りを今日はガッツリ敢行しました。

ジャーーン!
写真では見づらいでしょうが、25mが7本に20mが2本。200mで1巻のマルチを1本使い切りました。
「マルチャー」というトラクターにつけて引っ張ると、マルチをほぼ自動で張ってくれるステキな機械が世の中にはあるんだけど、ウチにはないんでぜーんぶ手作業で張りました。。。3時以上かかりました。。。
陽が射さなかったのは幸いでしたが、逆に蒸し暑いなか、汗だくで休憩なしのノンストップで頑張りました。ただ黙々とクワを振り上げ、マルチを張り、土をかけ、、、かなりの重労働。
途中から、ランナーズハイならぬマルチハイというか、三昧の境地に達しそうになったり、「あっ、この感覚・・・」と思い出したのは、学生時代の部活のトレーニング。ひたすら走って、ひたすら筋トレしてたあの感覚。
「ラスト2本!」「ハイッ!」みたいな。自らを鼓舞するように大学の応援歌なんかを思い出したり。。。
思えば、中高大とずっと運動部だったな、と。まさか大学でもやるとは思わなかったなか、よく卒業まで続いたな、と。そしてそれが、20年以上経って今に活かされているのか?、と。
ホント、人生の何がどう活きるか分かりませんねぇ。。。(>_<)