連日お伝えしている、キャベツ畑をめぐる対アオムシ戦。
かなり劣勢な戦いとなっているが、手をこまねいているワケにもいかない。一応、前回書いたような理論武装をすうことで、殺生に対する後ろめたさを払拭した今、さらなる防衛策を導入した。

「網」である。
えぇ、虫取り網。
この戦いを「アオムシによるキャベツ畑への侵略」という軍事作戦としてみた場合、アオムシは“地上軍”であり、その輸送を担うモンシロチョウによるエアボーン(空挺)作戦とみることが出来る。
「白い悪魔」モンシロチョウが複数飛来し、タッチアンドゴーで卵を産み付けていく。予期せぬいたるところに、多数落としていくゲリラ戦を展開されているといえよう。
となると戦略的戦術的見地から、地上軍(アオムシ)の駆逐作戦を鋭意継続するとともに、その輸送手段である、モンシロチョウを絶たねばなるまい。
そこで導入されたのが、上記の対空兵器「虫取り網」である。
さっそく朝から出撃。面白いようにバンバン獲れる。
5分もブンブン振り回していると“敵機”は皆無に。あっと言う間に見事、制空権を握ることができたのだ。
装備費わずか100円にして、この成果! すばらしい。
・・・と、ちょっと他の作業して戻ってくると、、、、
あれ?またたくさん舞っている。。。
すぐさまスクランブルをかけて迎撃。
ふー、また一機残らず撃墜。今度こそ、敵の兵站を切ったに違いない。
・・・と、少し経つと、、、
あれれ? また戻ってる。。。
もー!どっから湧いてくるんだーーー(>_<)
何度迎撃しても、こちらのハイテク兵器をもってしても、人海戦術(蝶海戦術?)に圧倒されてしまう。。。
ヤバイ、企画倒れな予感。。。
やっぱちゃんとトンネルするのが一番かぁ。。。
(結局、ふりだしに戻る)
・・・っつーか、朝6時前からさ、いい歳して虫取り網を振り回している。しかも、全身から漂う殺気。これっぽっちもメルヘンチックではなく、ちょっと悲しい。。。