ビフォア&アフター

夏やさいの代表格「トマト」。

定植した苗たちがいよいよ大きくなってきました。

 

そこで、これまで伸び放題になっていた「脇芽」を取り去る「芽かき」を行いました。

「芽かき」とは、吸い上げた養分を、メインの枝(主枝)や果実に行き届くように、葉の脇から出てきた新芽を摘んでいくんですが、まだ苗が小さいうちは放置しておきます。

 

光合成してくれる葉を出来るだけ茂らせておいて、まずは地中の根をより広く、より深く、より遠くへ張ってもらうためです。

 

今年は定植後も気温が上がらない日々が続いたので、例年より遅めですが、第3花房の花芽がついてきたので一気に、芽かきをしました。

 

で、芽かき前が上の写真。

いやー、ちょっと機を逸してしまったぐらいにボーボーですね(^^;

今年は気温のせいか、株元から本枝と同じように生えてくる枝が多く、そしてそれらは本枝並みに立派になっているので、取り去ってしまうのが惜しいほどでした。

そこを、冷酷に無慈悲に(!)バキバキと折っていきます。

手袋はトマトの枝から出るアクで、真緑を通り越して真っ黒に。。。

 

そして、、下記の写真のように。。。

 

寂しいですね。。。ちょっと寒々しいですね。。。半分以下、中には3分の1ぐらいに減ってしまったコもいるでしょうか。

 

根を張らすために、ここまで牽引してくれた脇芽たちには申し訳ないことをしました。。。

が、そのおかげで培った広く、深く張ったであろう根っこたちから吸収された養分全てが、本枝へドッと流れていくことでありましょう。キミたちの働きは決して無駄にはしませんから。

 

さぁ、準備は整いました。

あとは、より大きく、より高く育ってもらい、美味しい果実をたくさんつけてもらいましょう!

 

 

↓違った角度からのビフォア&アフターです。