学校を出て社会人となって、新聞社と公務員と全く違う視点からの仕事をしてきたけど、「給料をもらう」という点ではまぁ、サラリーマンだったわけです。
そして、昨年から農業という分野で独立し、自営業となったわけですが、「仕事におけるプロ」って何だろ?

これまで、特にサラリーマン時代には、あんまり考えることなく来たけど、今、この立場になってフト思いを巡らすキッカケになったのは、アンジェラ・アキでした。
えぇ、このエッセイにも何度か登場してますけど、今年になって燃え上がった、自分の中でのアンジェラ旋風はまだまだ継続中です。
で、DVDとか見ちゃったりして、「おぉー!」って感動したり、鳥肌立っちゃたりしてるんですが、、、この人なんて言うまでもなく『プロ』ですよね。たった1人の歌を聞きに、1万人以上が集まる。そして感動を与える。
もちろん、お客さんとしてはその対価として、お金を支払うわけだけど、そんなの全然ノープロブレム。お金に糸目をつけない、とまではいかないまでも、支払った以上のプライスレスな感動であったり、喜びを得ているわけだから。
お金をそんな、仕事に対する対価としてのモノサシとしてみた場合、サラリーマン時代、もらっていた給料に値する仕事をしていただろうか。人に感動を与えたり、社会に貢献したり、いろいろな視点はあるだろうけど、給料分の仕事をしていただろうか。
そして今。
お客さんになっていただいた皆さんに、やさいを買っていただいているけど、そこに支払っていただいた分以上の美味しさや喜び、感動を返せているのだろうか。
『プロ』ってそういうことだよね。
お金を頂いている以上、当たり前にこちらからの「価値」を受け取っていただかないといけない。ましてや、どこから給料となるお金が入ってきて、誰のために仕事をしているのか分からないサラリーマンと違って、目の前の「あなたのため」が分かるんだから。
もっともっと研鑽を積み、経験を重ね、「やさい」におけるプロにならなきゃ! もっともっと学んでいかなきゃ!
明日からも頑張ろう。
・・・と、今宵もアンジェラ先生から感化された夜でした。。。