分かっちゃいるけど

朝晩はまだまだ肌寒く、暖房入れちゃうぐらいに寒い日々ですが、昼間は雲一つない青空が続いてます。逆に、雨がまったく降らず、播種や定植したばかりのやさいたちが心配な今日この頃。

 

教科書的には「だから土づくりが必要。有機物を投入し、団粒化構造が進んだ土は保水力も高く、少々の日照りでも大丈夫」というけれど、、、

畑に水をあげちゃいました。

それも、ジョウロ使った“手灌水”。

 

えぇ、、、こんなことやってちゃダメなんですよ、“プロ”としては。

 

冒頭に書いたように、土づくりをしっかりやった畑ならば、少々の干ばつでも大丈夫だし、そもそも広い面積をそんな灌水し切れないし、

ましてやジョウロでの水やりなんて、焼け石に水どころか、“焼け畑”に水。。。

すぐに乾いちゃうし、表面だけしか湿らせないし、っつーか、自己満足なんじゃね?と。

 

でもさ、写真をクリックして拡大してもらえば分かるかと思いますが、ようやく小さな芽が出たわけですよ。まだまだ小さく、根も短く、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんなわけですよ。

えぇ、、、水あげちゃいました。ジョウロで時間かけて。

理論や道理は分かっちゃいるけど、放っておくことも出来ないよね。

 

左の写真は、葉ネギです。

まだ5cmほどで、チョボチョボです。タネから苗にして、畑に定植したんだけど、ずっとこの大きさのまま。

 

えー、生長してんの?と心配してたんですが今日、よく見るとみんな傾いているのを発見。みんな一斉に、写真右の方へ斜めになってるでしょ?

 

この傾きの先が、、、そう、南。真南。

 

こんな小さなくせに、こんな小さいからこそ、ちょっとでも暖かい方へ、ちょっとでも日の当たる方へと向かっていっている。

 

 

健気すぎる。。。

水あげちゃいました。