きょう日曜日は、住んでいる集落の皆さんが集まっての協同作業、水路と道路の普請、通称「おてんま」が行われました。
ちなみに、この「おてんま」を検索してみたら、「お伝馬」からきているらしい。信州では集落ごとに、だいたい春夏秋ぐらいに1度ずつは、総員参加となります。

夏秋は草刈りがメインですが、春の作業は写真のように水路の掃除がメイン。冬の間は凍ってしまうから止めていた水路にびっしりと溜まった落ち葉をかき出していきます。
そして上流から一気に放水。残った落ち葉を押し流し、詰まったところでまたかき出して、水路を開通させます。その後には、道路わきのU字溝に溜まった土砂などもかき出して、おてんま終了。
今年は前夜に降った雨で落ち葉も土砂も重くて、例年以上に重労働でしたが、この季節ごとの協同作業で、集落のみなさんが集まって共に汗を流す、ってのはいいですね。なかなか普段はお会いしたことない方たちとも交流できますし、集落での新参者にとって、ここでのご挨拶と情報収集は欠かせませんしね。
そんなこんなで意義深いおてんまを終えると、水路も流れ、いよいよ集落にも春が訪れます。