太陽熱処理

今日は快晴。青空が広がり、陽気もポカポカ。

、というわけで、昨日から心機一転、朝からTシャツ姿で活発に活動です。

今日やることは、昨日の雨で土が湿り気を保っているタイミングでやらなきゃいけないこと、です。

 

ってことで、写真のように「マルチ」を張りました。このマルチ、農業ではすごく良く使うアイテムで、土の保温や保湿、雑草の抑制や作物への泥ハネ防止などなど、多様な役割があります。役割に応じて幅もいろいろ、色もいろいろで、黒や銀、緑や白などを使い分けます。

 

今回はその中でも、「透明」をセレクト。ま、土をサランラップで覆ってみた感じ?

透明の特長は、光がそのまま入ってしまうので雑草防止にはならないんだけど、どの色よりも温度を上がります。今日みたいな快晴の直射日光が射しこんでくれれば、50~60℃ぐらいは軽くいっちゃうほど。

 

それも、水分を豊富に含んだ状態で覆ったから、覆われた土はサウナというか、蒸し焼き状態。この熱さを利用して、病原菌を殺菌し、雑草のタネを発芽できなくさせ、害虫の幼虫なんかも駆逐しよう、という作戦。

 

これが農薬を使わない、有機栽培だからこそのお約束テクの「太陽熱処理」というやつです。今日はかなりたくさん仕掛けておきました。

 

ただ、曇りとか中途半端な天候だと、「熱い」じゃなく「温かい」になっちゃって雑草たちにとっていい感じになっちゃって、むしろ雑草天国になっちゃうんで、明日からもカッと照りつける太陽であることを願っています。