種まき始まる

今年も例年通りの「311」から、いよいよ今季の種まき(播種)が始まりました。

 

初日はいきなり、メイン作目であるトマトから。トマトの種って、2~3ミリぐらいですっごく小さくて、でも1粒あたり結構なお値段なので、飛ばさないように慎重に播いていきました。

 

あの小さな種が、やがて芽を出し苗になり、定植して多くの実をつける、、、信じられないほどの生長、膨張率(?)ですよね。

そんな風にその先を想うと、種まきはとてもワクワクします。まさに、この1粒に夢と希望が封じ込められているようで。

 

播いた種たちは、先日つくった温床に並べていきます。

おかげさまで、温床も着々と発熱してくれました。奥の方でだいたい35度前後をキープし、表面では25~30度と理想的。お昼はともかく、夜もそこそこの温度を維持していってほしいものです。

 

ちなみに、写真のように発芽するまではフタをして暗くします。その方が発芽が揃うし、水分の蒸発が防げるからですね。

 

そして今日までに、トマトのほかに、ピーマンとパプリカ、キャベツなどを播きました。明日は、レタスやスナップエンドウ、スティックブロッコリーやネギなどを播く予定。

 

農家にとって春先は、不安とワクワクが交錯する季節ですが、

種まきはワクワク部門(?)の最たるものですから、楽しさもひとしおです。

 

今の季節だとまだ朝晩は寒いので、発芽まで1週間といったところでしょうか。どうか、ちゃんと芽生えてくれますよーに。。。