凍みる。。。

先週末、一時的に穏やかな陽気になったと思ったら、またも「マイナス2ケタ」の凍てつく寒さが戻ってきました。今年はやはり、特に寒いみたい。まわりのベテラン農家さんのお話を伺っても、「12月でこんなに寒いのは珍しい」とのこと。

 

ちなみに、今朝の予想最低気温は「-15」。2月の厳冬期並の気温です。。。

ま、実際にはここまでは下がらなかったとは思いますが、寝る前に飲んだ紅茶のティーバッグを今朝になって洗おうとしたらご覧の通り。。。

もう最近は2ケタ見てもビビらなくなりましたね。慣れってコワイです。。。

 

しかし、問題はやさいです。

 

このあまりの寒さに、寒さに強いとされているハクサイやホウレンソウ、タアツァイなどの葉物、カブや大根といった根菜も、さすがにマイナス2桁には厳しいようです。

 

また、この写真では表現しきれていないと思いますが、この大根、収穫しておいて、段ボールに箱詰めするまでに、日陰に置いておいたんですね。陽向だと痛んじゃうかな、と。

 

そして、いざ箱詰めしようかと運んでくると、、、凍ってました。固い、、、そしてとても冷たい。。。コレ、氷の棒?って感じ。

 

 

・・・非常に厳しいですね。

この状態の大根はさすがに出荷には厳しいです。十分食べられますし、むしろ“勝手に凍みダイコン”というわけで甘みが増しちゃったりもしてるんですが、「商品」としてお出しするわけにはいかないですよね。

 

奇しくもというか、たまたまというか、まぁ1年目の力量不足により、今季は明日金曜日の出荷が今季最終便となります。

そのため、今季中の出荷はなんとか品揃えできそうですが、来季以降は特にもう1カ月は長く出荷できる体制を整えたいと思っているので、この寒さ対策は来季の大きな課題となりそうです(>_<)。

 

この辺りが、大自然が相手という大変さではありますが、一方で、知恵と工夫で乗り切れるか?という、農業のクリエイティブな醍醐味のひとつでもあります。

 

うん、なんとか頑張りマス。