草競馬

毎年文化の日、11月3日には、隣町・佐久市の望月というところで、草競馬大会があります。“信州の菊花賞”とも言われるこの草競馬大会に合わせて、一昨年前に修了した県農業大学校の同期、そして現役生との交流会(と称したBBQ飲み会)を企画しました。

 

当日は朝イチから場所取りへ。1周400mの馬場のすぐ脇にブルーシート敷いてBBQ。柵のすぐ脇を競走馬が走り抜ける迫力満点の特等席です。

 

この草競馬、この地が平安時代に朝廷直轄の馬牧場があった「駒の里」ということで行われているそうで、県内外からサラブレッドからポニーまで、約50頭の馬が参加。午前中に予選、午後に決勝となかなか本格的なレースでもあります。

 

しかしそこはアマチュアレース。スタートがローリングスタートなので、そこでの足並みがなかなか揃わなかったり、ポニーなんかは2周目で疲れちゃったり、落馬があったり、違った意味で予測不能な展開もまた面白いところ。

 

そして宴もたけなわ、いい感じで酔いが回ったころに、決勝レースがスタートです。サラブレッドが出揃ったレースは8周勝負。序盤の駆け引きに加え、直線がない常にカーブといったほぼ円形のコースなので、大外から抜くのも難しく、なかなか奥深い展開のレースが続きます。(写真はちょうどゴール前100mでまさに大外から差すところ)

 

いやー、楽しかったです。

みんなで持ち寄った旬の新鮮野菜を食べ、大迫力の間近で競馬を楽しみながら、脱サラで新規就農という同じ志の仲間との意見交流もたくさんできました。

 

今後も毎年の恒例行事として企画していきたいもんです。