
当地にも遅い春がようやく訪れています。
田畑や山には緑があふれ、タンポポのビビッドな黄色が鮮やかな差し色として色彩にアクセントを与えてくれている中、、、
チラチラと「白い悪魔」が畑に襲来し始めています。
〽 菜の葉に とまれ
菜の葉に あいたら
桜にとまれ
、と童謡に歌われ、うららかな春のイメージには欠かせない、あの白いヤツ。
しかし、農家にとっては、それも無農薬を標榜する有機農家にとっては、あの白いヤツは最大の敵。ヒラヒラと舞いながら産み付けられた卵はアオムシとなり、キャベツや白菜などアブラナ科の葉っぱを壊滅的に攻撃してきます。
まさか春の代名詞ともいえる、モンシロチョウが、
農家にとって「白い悪魔」とまで言われ忌み嫌われているとは。
農業を始めて、初めて知る。
視点が変わるとはこういうことなんでしょうね。