
今日は、「田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ」とされる二十四節気「穀雨」。
当地でも暖かい日が続き、一気に春の陽気が訪れています。
おかげで、遅れていた作業が目白押し。やらなきゃいけないことが多いけど、じゃぁどれがプライオリティ高いんだ?となると、う~~んどれも高いな、となって結局、片っ端からやっていく感じ。
とはいえ、年に一度の機を逸してはいけない作業というのがあるわけで、もちろん、それは最優先。
写真の作業もその1つ。
サランラップの特大版みたいな、透明のマルチを畑に張りました。
ここにはニンジンを栽培予定なんだけど、種を撒くのは1か月近く先。
その間、この透明マルチの下は、春の直射日光を浴び、ピッチリ張られているので、空気も通わず灼熱の蒸し焼き状態。
それが1か月も続くと、シートを切り裂き、ここにニンジンを育てるころには、そう!そこに生えるはずの雑草は壊滅状態になっているという仕掛け。
「太陽熱処理」という技法(?)で、除草剤を使えない有機栽培の知恵のひとつです。